「OTAKU SUMMIT Satellite in 京都国際映画祭~オタクとコンテンツの未来~」開催のお知らせ
京都国際映画祭2023にて「OTAKU SUMMIT Satellite in 京都国際映画祭~オタクとコンテンツの未来~」を開催します! 京都国際映画祭実行委員長の中村伊知哉と吉本イチ漫画に詳しい芸人 吉川きっちょむさんをモデレーターに、初音ミクを生んだ伊藤博之さん、オタクの聖地とらのあなの吉田博高さん、世界のオタクイベントを束ねる佐藤一毅さん、エンタメ社会学者の中山淳雄さん、韓国からはカン・ハンナさん、会場となる京都精華大学より小泉真理子さんをお呼びして、アニメやマンガ、ゲームなどオタクコンテンツの未来を考えるトークセッションです。
日本映画の興行ランキング上位の半数以上を占めるアニメや、実写映画の原作となることが多いマンガなど、日本のオタクコンテンツはこの先どうなるのか?海外コンテンツとの覇権争いは?プラットフォームは?コンテンツを支えるオタクたちの活動は?コンテンツの中身はどう変化していくのか等々!オタクコンテンツを創る人、オタク文化を研究する人、オタクの人、振れ幅の広い登壇者が集合して、賑やかなセッションを繰り広げます!
開催概要
開催日時 2023年10月15日(日) 13:00-14:30(受付開始12:45)
開催場所 京都精華大学 明窓館 4階 ラーニングコモンズ
京都市左京区岩倉木野町137
アクセス https://www.kyoto-seika.ac.jp/access.html
※10/15は日曜日のため、スクールバスの運行はございません。
叡山電鉄「京都精華大前」駅・京都バス「京都精華大学前」停留所
をご活用ください。
登壇者 伊藤 博之(クリプトン・フューチャー・メディア株式会社 代表取締役)
カン・ハンナ(起業家・国際社会学者・タレント)
小泉 真理子(京都精華大学 マンガ学部教授 同国際マンガ研究センター長)
佐藤 一毅(国際オタクイベント協会 代表)
中山 淳雄(エンタメ社会学者)
吉田 博高(ユメノソラホールディングス株式会社 代表取締役会長)
吉川 きっちょむ(芸人)
中村 伊知哉(京都国際映画祭実行委員長)
PROFILE
伊藤 博之
クリプトン・フューチャー・メディア株式会社 代表取締役
北海道大学に勤務の後、1995年7月札幌市内にてクリプトン・フューチャー・メディア株式会社を設立。DTMソフトウエア、音楽配信アグリゲーター、3DCG技術など、音を発想源としたサービス構築・技術開発を日々進めている。「初音ミク」の開発会社としても知られている。2013年に藍綬褒章を受章。北海学園大学経済学部卒。
カン・ハンナ
起業家・国際社会学者・タレント
韓国でニュースキャスター、経済専門チャンネルMCやコラムニストなどを経て、2011年に来日。NHK Eテレ「NHK短歌」、NHKラジオ「ステップアップ・ハングル講座」にレギュラー出演するほか、テレビ東京「未来世紀ジパング」、NewsPicks「THE UPDATE」、TOKYO MX「モーニングFLAG」にも出演するなど、多方面で活動中。
横浜国立大学大学院 都市イノベーション学府にて博士号を取得(国際社会文化学・メディア学)し、2022年にはビジネス書『コンテンツボーダーレス』(クロスメディア・パブリッシング)を出版。現在は、(株 )Beauty Thinkerを設立し、100%ヴィーガンコスメブランド「mirari」を立ち上げ、グローバルに向けてブランドを広げている。
その他、2019年には、第一歌集『まだまだです』(KADOKAWA)を出版し、第21回「現代短歌新人賞」を受賞。史上初の外国人受賞者となる。
小泉 真理子
京都精華大学 マンガ学部教授 同国際マンガ研究センター長
世界中の人が日本文化を楽しみ発展させる仕組みを経営面より研究。
三菱商事株式会社にてコンテンツの事業企画を担当したのち、東京大学大学院にて博士(環境学)を取得し、研究者となる。
カリフォルニア大学サンディエゴ校客員研究員、公益財団法人情報通信学会理事等を歴任。近著に『放送コンテンツの海外展開』(中央経済社、
2022、共著)
佐藤 一毅
国際オタクイベント協会 代表 / Circle.ms代表
1970年生まれ 学生時代よりコミックマーケット他の同人誌即売会の運営に関わり、同人誌即売会関係のWebサービスを行う「Circle.ms」を運営する。
2015年に、世界中のアニメ・マンガ・ゲームをテーマにした「オタクイベント」の世界的団体「国際オタクイベント協会」International Otaku Expo Associationを設立し、代表を務める。
中山 淳雄
エンタメ社会学者
エンタメ社会学者。事業家(Re entertainment創業)と研究者(早稲田博士・慶應・立命館大研究員)、政策アドバイザー(経産省コンテンツIPプロジェクト主査)を兼任しながら、コンテンツの海外展開をライフワークとする。以前はリクルート・DeNA・バンダイナムコ・ブシロード等に勤務。著書に『エンタメビジネス全史』『推しエコノミー』など。
吉田 博高
ユメノソラホールディングス株式会社 代表取締役会長
漫画・アニメグッズ・個人出版物の販売、創作支援CtoCプラットフォーム
サービス運営を行う「虎の穴」の創業者で、「虎の穴」の他、オタク向けの結婚相談サービス「とら婚」、クリエイター支援プラットフォーム「Fantia」をグループ企業に持つユメノソラホールディングスのCEO。
吉川 きっちょむ
芸人
吉本興業所属の東京NSC17期生で、漫画大好き芸人。吉本イチ漫画に詳しい芸人の一人。
「よしもと漫画研究部」部長を務め、年間1000冊以上読むという漫画好きで、主要コミック雑誌と主要マンガアプリ、
そして、新人マンガ賞まで幅広くチェック。漫画のトークイベントなども主催。
中村 伊知哉
京都国際映画祭 実行委員長 / iU学長
京都市出身。パンクバンド「少年ナイフ」ディレクターからの官僚(郵政省)。ネコ派。MIT客員教授、スタンフォード日本センター研究所長を経て慶應大教授。2020年にiUを開学。京大特任教授を兼務。麺食い。この6月まで吉本興業社外取締役。京大経済学部卒。博士。中京区の町家と東京・永田町の2拠点暮らし。